映画、ドキュメンタリー

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おすすめドキュメンタリー:「キラーナース:その狂気を追跡する」

こんにちは。今回、ご紹介するのは、先日Netflixで配信が開始されたドキュメンタリー、「キラーナース:その狂気を追跡する」です。 少し前に、エディ・レッドメインとジェシカ・チャステイン共演の「グッド・ナース」が配信され途中まで見たところで、この「キラーナース」が配信開始されたので、ドキュメンタリーの方を優先して見てしまいました。 このドキュメンタリーは、チャールズ・カレンという看護師が、アメリカのニュージャージー州で1988年頃から2006年に逮捕されるまでの18年間にわたり、多くの患者を殺害していたという衝撃的な事件についてのものです。 医療に携わる医師や看護師でありながら、自らの意志で多くの患者を殺害する殺人犯を「ヘルスケア・シリアルキラー」と言います。
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おすすめドキュメンタリー:「殺人鬼との対談:ジェフリー・ダーマーの場合」

久しぶりの投稿となってしまいましたが、その間、Netflixで、なぜかジェフリー・ダーマーのドラマ「ダーマー」が配信され、「殺人鬼との対談シリーズ」の第3弾で、ジェフリー・ダーマーのドキュメンタリーが配信されるという、「なぜ、今ダーマー?」と戸惑いつつも、当時の衝撃が再燃してくる日々を過ごしていました。 ダーマーの事件は、昔、映画化されたらしいですが、あまり評判が良くなかったのと、シリアルキラーを題材とした映画を観ることが怖かったので、観ることができませんでした。 世の中がこの手の残酷な犯罪でも、それほどの嫌悪感もないドラマに仕上げることができるようになったのか、または、慣れてしまったのか、はたまた、自分が大人になったのか。 おそらく、自分が大人になったのでしょうね。 そんなわけで、今回、Netflixがダーマーの半生をドラマ化するというので、どんなものかと楽しみにしていましたが、Netflixらしい仕上がりになっていて面白かったです。
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おすすめドキュメンタリー:「今、父を殺しましたーある虐待少年の叫び」

こんにちは。今回は、Netflixで配信されているドキュメンタリー「今、父を殺しましたーある虐待少年の叫び」を紹介したいと思います。 虐待という犯罪は、家庭内で行われ、それは特に子供にとっては一生をめちゃくちゃにする行為です。 子供が良い人生を送っていくためにサポートしていくことが親の務めと考えるのが普通ですが、ときには怒りの矛先を子供に向けたり、子供を利用して生きていく親も少なからずいす。 虐待というと暴力と考えがちですが、子供の人生を支配するという方法もあります。 このドキュメンタリーでは、17歳のアンソニー・タンプレットという少年が、父親を殺害するという凶行に及んだことで、この少年の置かれた過酷な人生が明るみになりました。 事件は、2019年6月3日、ルイジアナ州バトン・ルージュで起きました。17歳の少年アンソニーは、父親のバートに3発の銃弾を浴びせ、自ら911コールをしました。 実際の911コールの音声からも聞き取れるように、アンソニーは、激情に駆られ、引き金を引いたというより、自分の身が危険だったためにやむを得なかったという自己防衛のための行動だったと一貫して主張しています。
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おすすめドキュメンタリー:「行き止まりの世界に生まれて」

こんにちは。今回は、2018年の「行き止まりの世界に生まれて」を紹介したいと思います。監督は、このドキュメンタリーでデビューしたビン・リューという1989年生まれの中国系アメリカ人です。 失業率が高く、家庭内暴力率も全米でも高い「全米で最も惨めな町」と言われるイリノイ州ロックフォードで育った3人の若者キアー、ザック、ビンの12年間を追ったドキュメンタリーです。 3人をつなげるものは、スケートボードでした。また、3人とも虐待家庭で育ったことも共通していました。 監督のビンが特に2人にカメラを向けたのも、自分と同じ環境で育った2人に自分を重ねたのだとも語っています。 スケートボードでは練習を積み重ねて、人にできない技を習得できても、人生はなかなかそうはいきません。
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おすすめドキュメンタリー:「ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る」

こんにちは。今回は、Netflixで視聴できる「ガール・イン・ザ・ピクチャー」というドキュメンタリーを紹介したいと思います。 このドキュメンタリー作品に使われている一枚の写真には、父親らしき男とその娘らしき少女が写っています。 一見、普通の父と娘の写真に見えますが、真実を知ったとき、その少女の表情からは、何が読み取れるでしょうか。
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おすすめドキュメンタリー:「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」

こんにちは。今回は、Amazon Primeで視聴できる「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」について紹介したいと思います。 トルーマン・カポーティという作家の名前を聞いたこともあるし、「ティファニーで朝食を」や「冷血」という作品も知っていましたが、カポーティ自身が、その作品以上に有名だったということにはあまり興味がありませんでした。 しかし、今回このドキュメンタリーを見て、カポーティという人物にとても興味が沸きました。 多くの世界的に有名な作家の晩年があまり穏やかではないという例に漏れず、カポーティも晩年は、ドラッグとアルコールに溺れ、テレビ番組に出ては不可解な発言や奇行を繰り返していたので、多くの人にとっては奇人としての印象が強く残っているかもしれませんが、このドキュメンタリーでは、カポーティが養女にしたというケイト・ハリントンという女性が語り手として出てきます。 ハリントンが養女になったいきさつは、ハリントンの父親がカポーティの愛人だったというもので、カポーティの破天荒な人生においては、それほど特別なことではなかったようですが、ハリントンにとってはそれまでの人生が一変するような出来事でした。 このドキュメンタリーでは、娘となったハリントンや関わった人々の目から見たカポーティの真実を知ることができます。 偉大な作家たちは大体、生い立ちからして普通とは違うのですが、カポーティの場合も、南部の生まれで幼い頃に両親が離婚し、華やかな上流社会にあこがれを持つ母親は、幼い息子を捨てたも同然でニューヨークに行ってしまい、置いて行かれたカポーティ少年は、南部の親戚の家を転々として育ちました。
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おすすめドキュメンタリー:「シリアルキラー・プロファイルーアメリカ史上最狂の5人」(2021年)

こんにちは。今回はAmazon PrimeやHuluでも視聴できるアメリカのメディアネットワークA&Eが作成した「シリアルキラー・プロファイルーアメリカ史上最狂の5人」を紹介したいと思います。 このドキュメンタリーは、シリアルキラーの中でも、特に有名な5人が、同時期に(1970年代後半がダブル)、犯行に及んでいたという衝撃の事実をつきとめ、5人がなぜ周りの誰にも気づかれることなく多くの犠牲者を毒牙にかけることが可能だったのかを検証していくというものです。 英語の題名は、「Invisible Monsters:Serial Killers in America」で、「見えないモンスターたち」ということになります。
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おすすめ映画:「希望の灯り」(2018年)

「昔はよかったな」。 そんなノスタルジックな思いが伝わってくる映画に出会いました。 2019年に公開されたドイツ映画「希望の灯り」です。 ストーリーは、旧東ドイツのライプツィヒの近郊にある巨大なスーパーマーケットで在庫管理係として働き始めた訳ありで無口な青年クリスティアン(27歳)が、同じく訳ありだけど心やさしい同僚たちにあたたかく迎えられ、互いに支え合いならが生きていく姿を描いています。 この映画は、毎日繰り返される日常を淡々と描いているのですが、その中には、30年前の東西ドイツ統一というドイツの歴史的にも重要な変革後に人々の心の中に沸き起こった「オスタルギー」(東ドイツ時代への郷愁)が随所にちりばめられています。
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おすすめドキュメンタリー:「私はあなたのニグロではない」

こんにちは。今回は、Amazon Primeで視聴できる「私はあなたのニグロではない」(「I am not your negro」)をご紹介したいと思います。 このドキュメンタリーは、アメリカの黒人作家で、公民権運動家であるジェームズ・ボールドウィンの未完原稿を元に作成されています。 サミュエル・L・ジャクソンのナレーションで、いずれも暗殺されてしまったメドガー・エバース、マーティン・ルーサー・キング(キング牧師)、マルコムXとともに闘った公民権運動を通して、アメリカにおける黒人や差別の歴史についてのボールドウィンの個人的な考察が語られています。
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おすすめドキュメンタリー:「ビバリー・スミス殺害事件の謎」

今回、紹介するのは、カナダの未解決事件に関するドキュメンタリー「ビバリー・スミス殺人事件の謎」(the unsolved murder of Beverly Lynn Smith)です。 このドキュメンタリーは、未解決事件に特有の杜撰で間違った警察の捜査に留まらず、「ミスタービッグ作戦」と呼ばれるカナダの警察が編み出した捜査手法が事件をいかに混乱させ、その捜査により冤罪の可能性も生み出してしまい、事件の真相から遠ざかってしまったかを描いています。 そして、そのバーバラは、他の姉妹以上にビバリー殺害事件の真相究明への思いは強く、あきらめずに再捜査の道を切り開くのです。 その結果、この事件は、事件から30年以上経過した2008年とさらに40年経過した2014年に大きな展開を見せることになります。 この事件は、また、未解決となってしまうのか、それとも再びセンセーショナルな展開を見せるのか、気になるところです。
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