2022-01

映画、ドキュメンタリー

おすすめドキュメンタリーシリーズ:「ヨークシャー・リッパー猟奇殺人事件の真相」

こんにちは。今回は、ネットフリックスで配信されている「ヨークシャー・リッパー猟奇殺人事件の真相」について紹介したいと思います。 このドキュメンタリーシリーズは、イギリスのヨークシャー州で1975年7月から5年もの間、女性ばかりが襲われ、最終的には13人が亡くなった連続殺人事件について、 当時の警察の捜査がいかに女性への偏見の元に行われていたかというフェミニズムの視点から語られています。 この事件で、狙われた女性たちの多くは、夜の街で働く女性だったため、警察やマスコミは1880年代のヴィクトリア朝時代の「切り裂きジャック」をまねた犯行だとして、犯人は「ヨークシャーの切り裂き魔」と呼ばれていました。 事件の始まりは、1975年に夜の街で働く女性たちが無残に殺され遺棄されるという事件が続き、犯行の手口や同じようなタイプの女性を狙っていることから、同一人物による連続殺人事件としてウエストヨークシャー警察で捜査本部が立ち上げられ、捜査が開始されました。 過去に困難な事件を解決してきた世界的に優秀なウエストヨークシャー警察にとって、犯人逮捕は時間の問題と思われましたが、そんな予想は大いに外れ、捜査は難航していきました。
映画、ドキュメンタリー

おすすめドキュメンタリー:「事件現場から:セシルホテル失踪事件」

こんにちは。今回は、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「事件現場から:セシルホテル失踪事件」を紹介したいと思います。 このドキュメンタリーのメインは、ロサンゼルスにあるいわくつきのホテル「セシルホテル」(2011年に「Stay On Main(ステイオンメイン)というユースホステルになっています)で、カナダ人のエリサ・ラムが失踪した事件です。「エリサ・ラム事件」といわくつきの「セシルホテル」について、見ていきましょう!
独身一人

おすすめ映画:「マイ・プレシャス・リスト」2016年

こんにちは。今回は、2016年の「マイ・プレシャス・リスト」を紹介したいと思います。最近、「孤独」をテーマにした映画を見て、独身で友達の少ない自分は、どう生きるべきかを模索しようと思っています。 今回の「マイ・プレシャス・リスト」は、19歳のしかも天才レベルのIQで、ハーバード大学卒業という前途有望な女の子が主人公なので、自分にあてはまることはないですが、孤独から少しでも抜け出したいなと思っている人には、ヒントが見つかるかもしれないです。 主人公のキャリー・ピルビーは19歳で、ニューヨークで一人暮らしをしています(うらやましい!) 1年前にハーバード大学を卒業した才媛ですが、母親は病気で亡くなり、父親はロンドンで離れて暮らしており、友達もゼロで話し相手は、担当のセラピストだけですが、キャリー自身は、それが孤独だとも不幸だとも思っていません。
北欧

おすすめ北欧映画:「幸せなひとりぼっち」2015年

こんにちは。今回は、大好きなスウェーデンの映画「幸せなひとりぼっち」を紹介したいと思います。 主人公のオーヴェは、スウェーデンの小さな街で一人で暮らしています。 半年前に最愛の妻のソーニャをガンで亡くしたオーヴェは、59歳で、偏屈な変わり者とご近所でも職場でも煙たがられていました。 この世でたった一人愛していた妻を亡くし、43年勤めた鉄道会社もクビになってしまい、何もなくなったオーヴェは、ソーニャの元に行こうと、自殺をしようとしますが、お隣にイラン人女性のパルヴァネとその家族が越してきたことにより、この騒々しく人懐っこい家族に振り回されることになるのです。
映画、ドキュメンタリー

実話を元にした映画:韓国映画編②

「梨泰院殺人事件」 2009年にチャン・グンソク主演で公開された映画。 1997年4月3日午後10時すぎ、梨泰院の「バーガーキング」のトイレで23歳の大学生チョ・ジュンピルが殺害されているのが発見される。 犯人が逮捕されるが、「米韓地位協定」が障害となり、きちんと裁かれずに一人は、無罪放免、一人は米国に逃走した。 事件から10年後に映画が公開されて、事態が急展開する。 米国に逃走した犯人が韓国に送還され、懲役20年が言い渡される。
映画、ドキュメンタリー

実話を元にした映画:韓国映画編①

「殺人の追憶」「パラサイト」コンビで有名なポン・ジュノ監督とソン・ガンホ主演 「あいつの声」ソル・ギョング主演 「カエル少年失踪殺人事件」
独身一人

「引きこもり」について

こんにちは。年末の大掃除で、ある本を見つけたので、読み返してみました。 その本のタイトルは「引きこもる若者たち」(塩倉裕著 ビレッジセンター出版局)です。 当時朝日新聞の記者であった著者が1995年に「引きこもり」と呼ばれる現象を知って、取材した記事をまとめた著書です。 1999年に出版されたものなので、かれこれ20年以上も前に書かれたものです。 当時、私自身、大学は卒業したものの、大学生活で自信をなくしてしまっていて、就職活動もうまくいっていませんでした。 大学生活になじめなかった自分が就職して毎日会社に行って働くことを想像するのは、恐怖でもありました。 私は、どこかでいつも「自分もいつ引きこもりになるかわからない」と思って生きてきたと思います。 それでも、なんとか就職できたので、「引きこもり」にはならずにずっと今でも仕事を続けていますが、今でもどこかで引きこもってしまいたいと思うことがあります。 何が言いたいかというと、この「引きこもり」問題は、20年前となんにも変わっていないのではないかということです。 「引きこもり」という現象は、引きこもりになってしまうかもという危機感を感じたことがない人にとっては、「怠け者」と映るのかもしれませんが、一般的な「怠け者」とは違うところは、彼らが対人関係に問題を抱えているところだと思います。 ただ怠けているだけであれば、家の中にいることに飽きたら出かけて行って人に会ったりすると思うのですが、引きこもりの人たちは、対人関係に問題を抱えているので、外に出て人に会うことが怖かったり、相手にどう思われているか気になったり、相手にとって自分は価値のない人間だと思ってしまったりしています。
猫エイズ

猫エイズ、てんかん持ちの猫(4歳♀)の避妊手術②

こんにちは。アイビーの避妊手術から6日が経過しました。本日は、フェンタニルパッチという貼るタイプの痛み止めのシールを剥がしてもらうために病院に行きました。 痛みは、それほどないようですが、手術のストレスで警戒心がまだまだとれず、投薬のときなど、大量のよだれ(さらさらした水のようなもの)を流します。 ただ、口内炎の悪化によるよだれではなく、緊張から出てしまうよだれなので、少し安心です。 手術着の違和感もあるようなので、今日から、カラーに変えてみることにしました。 早く、手術のときの怖い記憶が薄らぐといいな~と思っています。
猫エイズ

猫エイズ、てんかん持ちの猫(4歳♀)の避妊手術①

こんにちは。今回は、アイビーの避妊手術についてです。 アイビーは4歳ですが、避妊手術をここまでしてこなかった理由は、てんかんの発作があるためです。 いろいろな意見があるのですが、てんかんでも、手術をしても問題ないという獣医さんとてんかんの発作が1年以上起こらなければ手術をしても問題ないだろうという獣医さんがいます。  猫の避妊手術は、乳腺腫瘍や、子宮、卵巣の病気を予防できると言われています。 室内飼いで出産はさせないのであれば、予防的な処置としてやっておいた方がいいというか、やるべきだと私は考えていました。 発情すると、ホルモンの分泌により乳腺が刺激され、乳腺腫瘍になる可能性があります。そして猫の乳腺腫瘍は、ほとんどの場合悪性で、死に至る可能性のある病気だと言われています。 しかし、悩みどころは、「猫に多いとされる乳腺腫瘍は、最初の発情期が起こるまえに、避妊手術をするとかなりの割合で、予防できると言われている」ということです! アイビーは4歳。 発情は、年に2回しているので、予防的処置としては、意味がないのか??と考えてしまったりもしました。 このままだとまた、先延ばしになってしまいそうだったので、決断しました! アイビーの避妊手術をする! 文献的なことから言えば、乳腺腫瘍の予防には、遅いと言えますが、毎年、発情を迎え、発情自体、ストレスだと言う人もいるし、避妊手術は、子宮と卵巣を取るので、そちらの病気の予防はできるので、毎年、手術しようかどうか迷っているより、今後のことを考え、体調も安定している今、手術をしようと決意しました。 しかも、かかりつけの獣医さん曰く、室内猫で、病院に来る猫ちゃんで、避妊手術をしていない猫ちゃんはほとんどいないとのことでした。
映画、ドキュメンタリー

おすすめドキュメンタリー:「本当のぼくを教えて」

こんにちは。今回は、2019年のNetflixドキュメンタリー「本当のぼくを教えて」をご紹介したいと思います。 実は、このドキュメンタリーを見る前は、「双子の不思議」についての生物学的な話だと思っていました。 何を隠そう、自分が双子の片割れなのです。 自分は、生まれたときから自分の分身のような人間が人生においてずっといたので、双子だから自分の人生が特別だとか不思議だとかは思ったことはないです。 親や兄弟との関係と同じで、血のつながりがある人間は、自分にとって他人とは違う存在と同じくらいに思っています。 このドキュメンタリーに出てくるのは、アレックスとマーカスという双子の兄弟なのですが、18歳のときにアレックスが事故で記憶喪失になってしまったため、アレックスの中から過去の記憶が消えてしまいました。 自分を作り上げている過去の記憶がなくなったとき、頼りにしたのが、双子のマーカスでした。 マーカスは、生活の仕方からはじめて、子供時代の楽しい思い出をアレックスに教えます。 アレックスはマーカスから聞く過去の思い出やテレビなどで見る幸せな家族像を自分を作り上げてきた過去として、自分の記憶にインプットしていきます。 しかし、アレックスが新たな記憶を作り上げていくそうした過程は、マーカスにとっては、忘れようとして、やっと忘れかけていた長年自分を苦しめていた記憶を思い出させることであったのです。 子供だった頃は、それが「普通」だと思っていたことが、「普通」ではなかったことに気づいたとき、その記憶を消し去ることは難しいことでした。 記憶喪失で記憶をなくしてしまった場合、もしかして、双子ではなかったら、その記憶は永遠になかったことになっていたのかもしれませんが、双子だったために、記憶は塗り替えられることなく、記憶をなくしたアレックスの中にも再生されたのかもしれません。 自分の経験上、双子って離れ離れで暮らしていた場合は別として、生まれたときからずっと一緒なので、記憶は大体同じ、考え方も似ています。 小さい頃は、髪の毛を引っ張りあったりという喧嘩をよくしたし、若い頃は、口をきかないような喧嘩をしていましたが、お互い年を取った今は、喧嘩はしません。 年を取れば取るほど、団結力が強くなるので、お互いが一番信頼できる相手となっています。 一番信頼できる相手に嘘をつかれていたら?それが、自分を守るための嘘だったら?うーん。とても複雑ですね。 「絶対に一人にはならない」という強みもあるけれど、「絶対に一人にはなれない」という視点から双子の数奇な人生を見てみてはいかがでしょうか。
タイトルとURLをコピーしました