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映画、ドキュメンタリー

おすすめドキュメンタリー:「ドラッグ・アディクションーヘロイン・ランドー」※視聴には注意が必要です

こんにちは。今回は、Amazon Primeで視聴できる「ドラッグ・アディクションーヘロイン・ランド」をご紹介したいと思います。 こちらも、アメリカのテレビ局A&Eが制作しているドキュメンタリーシリーズです。 このドキュンタリーシリーズは、アメリカのフィラデルフィアのケンジントンという周辺で問題となっている薬物問題を解決すべく専門家たちが実際に街を歩き調査して、問題を抱える人々をインターベンション(介入)と呼ばれる手法で救っていこうというもので、 2005年頃からアメリカで放映されていた同じくA&E制作の「Intervention」(インターベンション)というシリーズが元となっています。 元の「Intervention」では、薬物に限らず、様々な中毒(アルコール、整形、買い物、過食嘔吐など)の問題を抱える人々をインターベンショニスト(Interventionist)という専門家が、その人々の生活調査をして、その家族との仲介役となり、ゴールとして中毒者を説得してリハビリ施設での治療に送り出すというものです(中毒者がリハビリ施設へ行くことを決意したら、その場から、リハビリ施設へ直行させます)。
映画、ドキュメンタリー

おすすめドキュメンタリー:「迷宮事件ファイル」

このドキュメンタリーは、犯罪系のドキュメンタリーを数多く世に送り出しているアメリカのテレビネットワークA&Eが制作したドキュメンタリーシリーズです。 殺人事件に時効のないアメリカでは、DNA鑑定などが未成熟だった1980年代以前の事件や杜撰な捜査で手掛かりが途切れてしまって、未解決事件(コールドケース)となった数多くの事件が、捜査技術の進歩などにより再捜査され、20年、30年後に犯人が逮捕され事件が解決されることがあります。 多くの未解決事件のわずかですが、(ドキュメンタリーの冒頭でも字幕が出ますが12万件のうち、わずか1パーセント)長年の歳月を得て解決された事件を追ったクオリティの高いドキュメンタリーシリーズです。
昭和レトロ

昭和の事件③:「ピアノ騒音殺人事件」

コロナ禍で、家にいる時間が長くなり、家での過ごし方にも工夫が必要な昨今。 家にいる時間が長くなったことで、それまで気にならなかったご近所の騒音などが気になり出し、それが原因で大きな事件に発展してしまうかもしれないという可能性も否定できません。 実際、ご近所の騒音問題から殺人事件に発展してしまったのが、この「ピアノ騒音殺人事件」です。 当時は、ピアノが大流行していたこともあり、「ピアノの騒音」で3人も殺されるという事件は、人々を震撼させましたが、「犯人の気持ちがわかる」という意外な電話が平塚署に多く寄せられました。 ピアノブームの陰で、多くの人がその騒音に耐えて暮らしていたということが明らかとなったのです。 事件を機に、集合住宅の騒音問題が大きく取り上げられるようになり、住宅の設計で、床を厚くしたり、ピアノ自体に弱音装置が取りつけられるようになったりしました。
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おすすめドキュメンタリー:もしも恋人や家族がシリアルキラーだったら?「テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女」と「モンスター・イン・ファミリー」

私は、犯罪心理学に興味があり、特にシリアルキラーのプロファイリング系の犯罪ドキュメンタリーが大好きです。 Netflixでは、クオリティの高いドキュメンタリーがたくさんあり以前、記事を書いたりしていましたが、Amazon Primeでもオリジナルやアメリカのテレビ局制作のドキュメンタリーシリーズがたくさん視聴できます。 今回は、「もしあなたの愛する人がシリアルキラーだったらどうする?」という、犯罪加害者の家族に焦点を当てて制作された二つのドキュメンタリーシリーズをご紹介したいと思います。 「テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~」 「モンスター・イン・ファミリー」
昭和レトロ

昭和の事件②:「深川通り魔殺人事件」

こんにちは。先日、ふと、「あの事件の犯人は、どうしただろう?」ということが思い浮かびました。 あの事件とは、「深川通り魔殺人事件」です。 40年以上前の事件ですが、寿司屋の格好をした警官らに取り押さえられ、ブリーフで、猿ぐつわを嚙まされた姿で連行される異様な逮捕時の写真を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。 今も昔も、「死刑になりたかった」という理由で無差別に人の命を奪う事件がたびたび起こります。 この事件の犯人の動機も、「親兄弟もグルになって自分をいじめて、仕事も見つからず人生に絶望したから」というものでした。 事件は、女性と子供が犠牲となっていることでもわかるように、犯人の男は、元来、とても気弱な男であるにもかかわらず、自分の作り上げた強い男という虚像を追い求めたことで、本当の自分を見失い、人生で、失敗を重ねていきました。 しかし、その失敗は、常に、親兄弟や「黒幕」に操られた世間の人たちが、自分を追い込んだことが原因であると責任転嫁をしていました。 「甘え」があって自分の人生が思い通りにならないとも思えますが、自分には「甘え」を許すような人間が、人に刃を向けるという正反対に思える行動に戦慄を覚えるような事件です。 事件と犯人の人物像についてみていきましょう。
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おすすめ映画:実話を元にした犯罪映画「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」と「永遠に僕のもの」

ドキュメンタリー好きな性分としては、「実話を元にした」というふれこみにはすぐ飛びついてしまいます。そんな私にAmazon Primeがおすすめしてきたので、「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」と「永遠に僕のもの」を見てみました。 両作品とも実在する連続殺人犯をモデルにしています。 「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」のフリッツ・ホンカは、「醜い」殺人犯で、「永遠に僕のもの」のカルリートスは、「美しすぎる」殺人犯として描かれています。 醜いはともかくとして、殺人犯に「美しすぎる」とかの賞賛はありえないのですが、その犯した犯罪が世間に与えるインパクトが大きいほど、人々は、犯罪者の容姿や成育歴に興味が沸くのでしょう。
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昭和の事件②:「永山則夫連続射殺事件」

こんにちは。今回は、昭和の事件②として、1968年(昭和43年)に起こった19歳の永山則夫による連続射殺事件を紹介したいと思います。 この事件は、日本の高度経済成長期という表の顔に隠された、貧しい東北出身の孤独な少年が犯した事件でした。 1997年(平成9年)に永山の死刑が秘密裏に執行された年は、神戸の少年Aによる前代未聞の凶悪犯罪が起きた年で、少年法についての議論も再燃しました。
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昭和の事件①:「吉展ちゃん事件」

この事件では、日本初の報道協定が敷かれ、公開捜査で犯人からの脅迫電話を公開するなど、メディアを通じて日本全土の注目を集めました。 その国民的注目度の高さから「戦後最大の誘拐事件」とも呼ばれています また、捜査を担当した「落としの八兵衛」こと平塚八兵衛刑事と犯人の男のやり取りなども注目を集めました。
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おすすめドキュメンタリー:「血筋」2020年

こんにちは。今回は、Amazonプライムで視聴した「血筋」というドキュメンタリー映画について紹介したいと思います。 このドキュメンタリーを制作した監督、角田龍一さんは、中国吉林省の延吉という地域に暮らす中国朝鮮族出身で10歳まで、延吉の祖父母の元で育てられましたが、日本へ出稼ぎに行っていた母親の再婚をきっかけに、日本で暮らすようになりました。 日本で大学に通う角田さん(韓国名はソンウ)は、大学在学中に、家族を題材にしたこのドキュメンタリー映画「血筋」の制作に取り掛かりました。 そこで、18年間会っていない父親を探すのですが、延吉の父親の兄(サンウの叔父)に連絡を取るとあっさりと父親の居場所がわかり、韓国にいるという父親を訪ねました。
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おすすめ韓国映画:スピーディでカオスなサスペンス映画

こんにちは。私は、それほど韓国映画やドラマにくわしくないのですが、韓国のサスペンス映画が大好きです。 特に、スピーディでカオスなもの! 最初の頃は、残酷で生々しい描写に嫌悪感があったのですが、「チェイサー」(2009年)あたりから、残酷さや生々しさへの嫌悪感にも増して、スピーディな展開とカオスな雰囲気と俳優の演技のうまさに魅了されていくようになりました。 そこで、今回は、①スピーディ②カオス③俳優の演技のうまさの三拍子そろった韓国のサスペンス映画を紹介したいと思います。 追憶の殺人、パラサイト、ありふれた悪事、チェイサー、哀しき獣、記憶の夜
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