映画、ドキュメンタリー

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おすすめドキュメンタリー:「血筋」2020年

こんにちは。今回は、Amazonプライムで視聴した「血筋」というドキュメンタリー映画について紹介したいと思います。 このドキュメンタリーを制作した監督、角田龍一さんは、中国吉林省の延吉という地域に暮らす中国朝鮮族出身で10歳まで、延吉の祖父母の元で育てられましたが、日本へ出稼ぎに行っていた母親の再婚をきっかけに、日本で暮らすようになりました。 日本で大学に通う角田さん(韓国名はソンウ)は、大学在学中に、家族を題材にしたこのドキュメンタリー映画「血筋」の制作に取り掛かりました。 そこで、18年間会っていない父親を探すのですが、延吉の父親の兄(サンウの叔父)に連絡を取るとあっさりと父親の居場所がわかり、韓国にいるという父親を訪ねました。
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おすすめ韓国映画:スピーディでカオスなサスペンス映画

こんにちは。私は、それほど韓国映画やドラマにくわしくないのですが、韓国のサスペンス映画が大好きです。 特に、スピーディでカオスなもの! 最初の頃は、残酷で生々しい描写に嫌悪感があったのですが、「チェイサー」(2009年)あたりから、残酷さや生々しさへの嫌悪感にも増して、スピーディな展開とカオスな雰囲気と俳優の演技のうまさに魅了されていくようになりました。 そこで、今回は、①スピーディ②カオス③俳優の演技のうまさの三拍子そろった韓国のサスペンス映画を紹介したいと思います。 追憶の殺人、パラサイト、ありふれた悪事、チェイサー、哀しき獣、記憶の夜
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おすすめドキュメンタリーシリーズ:「ヨークシャー・リッパー猟奇殺人事件の真相」

こんにちは。今回は、ネットフリックスで配信されている「ヨークシャー・リッパー猟奇殺人事件の真相」について紹介したいと思います。 このドキュメンタリーシリーズは、イギリスのヨークシャー州で1975年7月から5年もの間、女性ばかりが襲われ、最終的には13人が亡くなった連続殺人事件について、 当時の警察の捜査がいかに女性への偏見の元に行われていたかというフェミニズムの視点から語られています。 この事件で、狙われた女性たちの多くは、夜の街で働く女性だったため、警察やマスコミは1880年代のヴィクトリア朝時代の「切り裂きジャック」をまねた犯行だとして、犯人は「ヨークシャーの切り裂き魔」と呼ばれていました。 事件の始まりは、1975年に夜の街で働く女性たちが無残に殺され遺棄されるという事件が続き、犯行の手口や同じようなタイプの女性を狙っていることから、同一人物による連続殺人事件としてウエストヨークシャー警察で捜査本部が立ち上げられ、捜査が開始されました。 過去に困難な事件を解決してきた世界的に優秀なウエストヨークシャー警察にとって、犯人逮捕は時間の問題と思われましたが、そんな予想は大いに外れ、捜査は難航していきました。
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おすすめドキュメンタリー:「事件現場から:セシルホテル失踪事件」

こんにちは。今回は、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「事件現場から:セシルホテル失踪事件」を紹介したいと思います。 このドキュメンタリーのメインは、ロサンゼルスにあるいわくつきのホテル「セシルホテル」(2011年に「Stay On Main(ステイオンメイン)というユースホステルになっています)で、カナダ人のエリサ・ラムが失踪した事件です。「エリサ・ラム事件」といわくつきの「セシルホテル」について、見ていきましょう!
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おすすめ映画:「マイ・プレシャス・リスト」2016年

こんにちは。今回は、2016年の「マイ・プレシャス・リスト」を紹介したいと思います。最近、「孤独」をテーマにした映画を見て、独身で友達の少ない自分は、どう生きるべきかを模索しようと思っています。 今回の「マイ・プレシャス・リスト」は、19歳のしかも天才レベルのIQで、ハーバード大学卒業という前途有望な女の子が主人公なので、自分にあてはまることはないですが、孤独から少しでも抜け出したいなと思っている人には、ヒントが見つかるかもしれないです。 主人公のキャリー・ピルビーは19歳で、ニューヨークで一人暮らしをしています(うらやましい!) 1年前にハーバード大学を卒業した才媛ですが、母親は病気で亡くなり、父親はロンドンで離れて暮らしており、友達もゼロで話し相手は、担当のセラピストだけですが、キャリー自身は、それが孤独だとも不幸だとも思っていません。
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実話を元にした映画:韓国映画編②

「梨泰院殺人事件」 2009年にチャン・グンソク主演で公開された映画。 1997年4月3日午後10時すぎ、梨泰院の「バーガーキング」のトイレで23歳の大学生チョ・ジュンピルが殺害されているのが発見される。 犯人が逮捕されるが、「米韓地位協定」が障害となり、きちんと裁かれずに一人は、無罪放免、一人は米国に逃走した。 事件から10年後に映画が公開されて、事態が急展開する。 米国に逃走した犯人が韓国に送還され、懲役20年が言い渡される。
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実話を元にした映画:韓国映画編①

「殺人の追憶」「パラサイト」コンビで有名なポン・ジュノ監督とソン・ガンホ主演 「あいつの声」ソル・ギョング主演 「カエル少年失踪殺人事件」
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おすすめドキュメンタリー:「本当のぼくを教えて」

こんにちは。今回は、2019年のNetflixドキュメンタリー「本当のぼくを教えて」をご紹介したいと思います。 実は、このドキュメンタリーを見る前は、「双子の不思議」についての生物学的な話だと思っていました。 何を隠そう、自分が双子の片割れなのです。 自分は、生まれたときから自分の分身のような人間が人生においてずっといたので、双子だから自分の人生が特別だとか不思議だとかは思ったことはないです。 親や兄弟との関係と同じで、血のつながりがある人間は、自分にとって他人とは違う存在と同じくらいに思っています。 このドキュメンタリーに出てくるのは、アレックスとマーカスという双子の兄弟なのですが、18歳のときにアレックスが事故で記憶喪失になってしまったため、アレックスの中から過去の記憶が消えてしまいました。 自分を作り上げている過去の記憶がなくなったとき、頼りにしたのが、双子のマーカスでした。 マーカスは、生活の仕方からはじめて、子供時代の楽しい思い出をアレックスに教えます。 アレックスはマーカスから聞く過去の思い出やテレビなどで見る幸せな家族像を自分を作り上げてきた過去として、自分の記憶にインプットしていきます。 しかし、アレックスが新たな記憶を作り上げていくそうした過程は、マーカスにとっては、忘れようとして、やっと忘れかけていた長年自分を苦しめていた記憶を思い出させることであったのです。 子供だった頃は、それが「普通」だと思っていたことが、「普通」ではなかったことに気づいたとき、その記憶を消し去ることは難しいことでした。 記憶喪失で記憶をなくしてしまった場合、もしかして、双子ではなかったら、その記憶は永遠になかったことになっていたのかもしれませんが、双子だったために、記憶は塗り替えられることなく、記憶をなくしたアレックスの中にも再生されたのかもしれません。 自分の経験上、双子って離れ離れで暮らしていた場合は別として、生まれたときからずっと一緒なので、記憶は大体同じ、考え方も似ています。 小さい頃は、髪の毛を引っ張りあったりという喧嘩をよくしたし、若い頃は、口をきかないような喧嘩をしていましたが、お互い年を取った今は、喧嘩はしません。 年を取れば取るほど、団結力が強くなるので、お互いが一番信頼できる相手となっています。 一番信頼できる相手に嘘をつかれていたら?それが、自分を守るための嘘だったら?うーん。とても複雑ですね。 「絶対に一人にはならない」という強みもあるけれど、「絶対に一人にはなれない」という視点から双子の数奇な人生を見てみてはいかがでしょうか。
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おすすめ映画:「今求められるミニマリズム」

こんにちは。年末になり、大掃除の時期です。メルカリにはまり断捨離をして、一時は、すっきりしましたが、やはり年末に大掃除をすると多くのゴミが出ます。 そこで、Netflixで配信されている「今求められるミニマリズム」にヒントがあるのではないかと思い見てみましたよ! ミニマリズムを実践するミニマリストたちの生活様式を垣間見て、自分の求める生活様式と比べてみました。 ミニマリストの「モノを持たない生活」と聞いて、真っ先に思い出したのが、昔、読んだヘンリー・ソローの「ウォールデン森の生活」という小説です。 ミニマリストの実践するシンプルな生活にあこがれはありましたが、この映画を見て、ミニマリストとは、格差社会における「持つ者と持たざる者」の「持つ者」の層に入る人たちだということがわかりました。 映画の中のミニマリストは、アメリカの富裕層で、なんでも手にいれることができ、その中でも、洗練されて厳選された質のよいものだけを身の回りに置いて、それを世の中に発信するという影響力のある人たちです。
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おすすめドキュメンタリーシリーズ「サムの息子たち:狂気、その先の闇へ」

こんにちは。今回は、Netflixのおすすめドキュメンタリーシリーズ「サムの息子たち:狂気、その先の闇へ」をご紹介したいと思います。 このドキュメンタリーは、「サムの息子事件」の真相を追う一人のジャーナリストであるモーリー・テリーに焦点を当てた作品です。 テリーは、当時IBMの社内編集者をしていましたが、この「サムの息子事件」に興味を持ち、やがて警察の捜査に疑問を持ち始め、独自の捜査により、この事件には悪魔崇拝やカルトが複雑に絡み合っていることを突き止めます。 テリーは、ジャーナリストとしての捜査や取材を元に、1987年に『究極の悪』を出版し、「サムの息子事件」の真相を世間に知らしめますが、真相にたどりつくことはできなかったばかりか、闇の世界に足を踏み入れてしまったがために、後戻りができなくなり、次第に身も心も滅ぼすこととなっていくのです。 このドキュメンタリーシリーズは、テリーの真相を追求するジャーナリズム精神とその活動の過酷さを描いています。
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