映画、ドキュメンタリー

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おすすめドキュメンタリー:「殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合」2022年

Netflixの「殺人者との対談」シリーズの第2弾が配信されました! ゲイシーもバンディと同じくらい有名なシリアルキラーで、共通点は、2人とも、地元で尊敬を集める人気者で、地域の政治活動などにも積極的に関わる将来有望な人物としてまわりの人々に認知されていたということです。故に、30人以上もの命を奪いながらも何食わぬ顔で生活をしていたので、誰にも気づかれることはありませんでした。バンディもゲイシーも、最後まで、反省することなく、自己弁護に必死で、最後のときには、刑務所のまわりに人々があつまり、拍手喝采に包まれたほどでした。
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おすすめドキュメンタリー:「きみが死んだあとで」

こんにちは。今回は、伝説の討論会と呼ばれる三島由紀夫と東大全共闘の「三島VS東大全共闘」を観てから、興味を持つようになった1960年代後半から1970年代前半にかけてのいわゆる団塊の世代が学生だった頃の学生運動にまつわるドキュメンタリーである「きみが死んだあとで」を紹介したいと思います。 1960代後半、世界的にも運動が巻き起こっていたベトナム反戦を一番大きな軸として、各地で学生や市民によるデモが起こっていました。 このドキュメンタリーは、1967年10月8日の、「第一次羽田闘争」と呼ばれる羽田・弁天橋での学生と機動隊との衝突で亡くなった18歳の京都大学の学生である山崎博昭さんに焦点を当て、当時についての関係者たちのリアルな証言とその後を、取材したものです。 監督は、全共闘世代にあこがれたという代島治彦氏です。 3時間20分の長編ですが、「上」と「下」に分かれていて、「上」では山崎博昭さんが命を落とした「第一次羽田闘争」までのいきさつが関係者たちによって語られます。
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おすすめドキュメンタリー:「ルラ・リッチ~LuLaRoeの光と影~」

こんにちは。今回は、Amazon Primeで視聴できる「ルラ・リッチ~LuLaRoeの光と影」をご紹介したいと思います。 LuLaRoeは、肌触りが最高のレギンスで知られる会社らしいです(日本だとeBayで購入できるみたいです)。 アメリカのカリフォルニアを本拠地に、全米に数万のコンサルタントと呼ばれる販売員がいて、LuLaRoeはその販売員たちに服を販売し、その販売員たちがそれぞれSNSや販売パーティーを開催して、服を売ることで、収益を上げている会社です。
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おすすめドキュメンタリー:リア・レミ二「私は元サイエントロジー信者」

こんにちは。サイエントロジーという宗教団体をご存じですか? 私は、サイエントロジーは、トム・クルーズやジョン・トラボルタが信仰している宗教団体という知識しかありませんでした。 他にも有名人が信仰しているらしいですが、あまりいい評判はきかないし、有名人を広告塔にしたお騒がせ団体というイメージがあります。 この団体は、宗教というより自己啓発セミナーの要素の方が強いようです。 このドキュメンタリーは、元サイエントロジー信者で女優のリア・レミ二が、洗脳が溶け、教会で受けた自分自身の被害や、家族を引き裂かれたりしたほかの元信者の話を聞いて、教会の内部を暴いていくというものです。
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おすすめドキュメンタリー:「ウェイコ事件の真相」

いつの時代にも、宗教団体が独自の考えのもとに、一般社会から離れて、独自の社会を築いて活動しているということはよく耳にすることですが、時には、その考えが暴走し、理性を失い、悲劇的な結末を迎えてしまうという事件が起こります。 この「ウェイコ事件」も、一人のカリスマ性のある男が権力を握ったがために、悲劇的な結末を迎えてしまいました。 ウェイコ事件は、1993年にテキサス州ウェイコのマウント・カーメルを拠点にしていた「ブランチ・ダビディアン」という宗教団体がFBIに包囲され銃撃戦となり、51日間の立てこもりの末、FBIの強制突入により、教団施設ごと焼け落ち、多くの子供を含む信者が犠牲となった事件です。
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おすすめドキュメンタリー:「ドラッグ・アディクションーヘロイン・ランドー」※視聴には注意が必要です

こんにちは。今回は、Amazon Primeで視聴できる「ドラッグ・アディクションーヘロイン・ランド」をご紹介したいと思います。 こちらも、アメリカのテレビ局A&Eが制作しているドキュメンタリーシリーズです。 このドキュンタリーシリーズは、アメリカのフィラデルフィアのケンジントンという周辺で問題となっている薬物問題を解決すべく専門家たちが実際に街を歩き調査して、問題を抱える人々をインターベンション(介入)と呼ばれる手法で救っていこうというもので、 2005年頃からアメリカで放映されていた同じくA&E制作の「Intervention」(インターベンション)というシリーズが元となっています。 元の「Intervention」では、薬物に限らず、様々な中毒(アルコール、整形、買い物、過食嘔吐など)の問題を抱える人々をインターベンショニスト(Interventionist)という専門家が、その人々の生活調査をして、その家族との仲介役となり、ゴールとして中毒者を説得してリハビリ施設での治療に送り出すというものです(中毒者がリハビリ施設へ行くことを決意したら、その場から、リハビリ施設へ直行させます)。
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おすすめドキュメンタリー:「迷宮事件ファイル」

このドキュメンタリーは、犯罪系のドキュメンタリーを数多く世に送り出しているアメリカのテレビネットワークA&Eが制作したドキュメンタリーシリーズです。 殺人事件に時効のないアメリカでは、DNA鑑定などが未成熟だった1980年代以前の事件や杜撰な捜査で手掛かりが途切れてしまって、未解決事件(コールドケース)となった数多くの事件が、捜査技術の進歩などにより再捜査され、20年、30年後に犯人が逮捕され事件が解決されることがあります。 多くの未解決事件のわずかですが、(ドキュメンタリーの冒頭でも字幕が出ますが12万件のうち、わずか1パーセント)長年の歳月を得て解決された事件を追ったクオリティの高いドキュメンタリーシリーズです。
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おすすめドキュメンタリー:もしも恋人や家族がシリアルキラーだったら?「テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女」と「モンスター・イン・ファミリー」

私は、犯罪心理学に興味があり、特にシリアルキラーのプロファイリング系の犯罪ドキュメンタリーが大好きです。 Netflixでは、クオリティの高いドキュメンタリーがたくさんあり以前、記事を書いたりしていましたが、Amazon Primeでもオリジナルやアメリカのテレビ局制作のドキュメンタリーシリーズがたくさん視聴できます。 今回は、「もしあなたの愛する人がシリアルキラーだったらどうする?」という、犯罪加害者の家族に焦点を当てて制作された二つのドキュメンタリーシリーズをご紹介したいと思います。 「テッド・バンディ~連続殺人犯を愛した女~」 「モンスター・イン・ファミリー」
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おすすめ映画:実話を元にした犯罪映画「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」と「永遠に僕のもの」

ドキュメンタリー好きな性分としては、「実話を元にした」というふれこみにはすぐ飛びついてしまいます。そんな私にAmazon Primeがおすすめしてきたので、「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」と「永遠に僕のもの」を見てみました。 両作品とも実在する連続殺人犯をモデルにしています。 「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」のフリッツ・ホンカは、「醜い」殺人犯で、「永遠に僕のもの」のカルリートスは、「美しすぎる」殺人犯として描かれています。 醜いはともかくとして、殺人犯に「美しすぎる」とかの賞賛はありえないのですが、その犯した犯罪が世間に与えるインパクトが大きいほど、人々は、犯罪者の容姿や成育歴に興味が沸くのでしょう。
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昭和の事件②:「永山則夫連続射殺事件」

こんにちは。今回は、昭和の事件②として、1968年(昭和43年)に起こった19歳の永山則夫による連続射殺事件を紹介したいと思います。 この事件は、日本の高度経済成長期という表の顔に隠された、貧しい東北出身の孤独な少年が犯した事件でした。 1997年(平成9年)に永山の死刑が秘密裏に執行された年は、神戸の少年Aによる前代未聞の凶悪犯罪が起きた年で、少年法についての議論も再燃しました。
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