映画、ドキュメンタリー

おすすめ映画:「ザ・ターニング」で出会ったミステリアスな美少年

こんにちは。先日、あらすじを見て面白そうだったので、「ザ・ターニング」を見てみました。 舞台が人里離れた大きなお屋敷で、怪しさ満点です。 主人公が見ていたテレビで、「カート・コバーンの自殺」についてのニュースが流れていたので、時代背景は、1990年代なのでしょうか? あらすじは、  メイン州のお屋敷で暮らす、孤児である2人の子供の家庭教師を住み込みでやることになったケイトという女性が主人公なのですが、2人の子供マイルズとフローラには秘密があるように思えます。 特に兄のマイルズとは、うまくいきません。 やがて、屋敷のどこかから聞こえてくる不気味な話声や不可解な現象に悩まされて、恐怖で精神的に追い詰められていきます。というものです。 ヘンリー・ジェイムスの「ねじの回転」という小説が原作になっているそうです。 原作は、心理小説なので、1898年に発表された原作を現代に置き換えることは難しいようで、この映画からは、何が言いたいのかがよくわからなかったです。 Netflixで配信されている2020年の「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」もこの「ねじの回転」を原作としているそうなので、チェックして理解を深めたいと思います。 この映画で、注目したのが、ミステリアスな少年マイルズを演じているフィン・ウルフハードです。 どこかで見たことあると思っていたら、Netflixの人気シリーズ「ストレンジャーシングス 未知の世界」の子ではないですか! こういうミステリアスな役がハマる若い俳優さんていますよね。 ということで、今回は、ミステリアスな役がドはまりした俳優とその映画をご紹介したいと思います。 残念ながら、「ザ・ターニング」以外は、Netflixでは今のところ配信していません。 「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラー 「リトルミスサンシャイン」のポール・ダノ
映画、ドキュメンタリー

実話を元にした映画:「タクシー運転手」「君の誕生日」

こんにちは。今回は、実話を元にした韓国映画を2本ご紹介したいと思います。 「タクシー運転手:約束は海を越えて」は、1980年の広州事件をいち早く世界に報道したドイツ人記者とタクシー運転手の心温まる交流を題材にした映画です。 「君の誕生日」は、2014年のセウォル号の沈没事故で犠牲になった息子を思い続ける家族を題材にした映画です。
映画、ドキュメンタリー

おすすめ映画:「覗くモーテル」「ダークサイド」(Netflix)

こんにちは。先日、Netflixで配信されたニコラス・ケイジの「ダークサイド」という映画を見ていて、以前、「覗き」をテーマにした「覗くモーテル」というドキュメンタリーがあったことを思い出しました。 どちらも、「覗き」と「モーテル」をテーマにしています。 映画「ダークサイド」を見る前に、「覗くモーテル」を見てみるのもいいかもしれません。 モーテル経営は、プライバシーを守ることが信頼につながるような仕事だと思うので、これはさすがにアウトだと思います。 覗かれて、それを本にするようなオーナーのいる宿泊施設には絶対に泊まりたくないです 生活を切り売りして儲けようという発想だったのかもしれませんが、その金儲けの発想は、モラルの欠けた、ただの悪趣味としか言いようがありません。 しかし、フース夫妻はもっと緻密な計画のもとに、この話を進めていたのかなということも想像できます。 おそらく、フースという男は、目立ちたがり屋なのですが、「変態」として有名にはなりたくなかったのです。 覗きなどということは、犯罪であって、理解する人などほとんどいないでしょう。 なので、覗きが趣味で、その一般的には悪趣味な行為を研究にして、その成果を本にしたということで有名になりたかったのではないでしょうか。 しかし、「覗き」を「研究」して「研究者」になろうとしていたのであれば、まじめにドン引きですね。 また、フース夫妻が、近所付き合いもせず、友達もつくらないのは、その本が出版されて有名になったとき、その報酬を独り占めしたかったからではないでしょうか。 何はともあれ、好きなことを(趣味)を仕事にして、それを切り売りして金儲けをするという、とても強欲な男だなと思いました。 しかし、年間2,000~3,000人を覗いていたというし、部屋を汚す客にむかついて、いたずらを仕掛けたりもしていたというので、モーテル経営はそんなにヒマなのでしょうか? 余談ですが、映画「ダークサイド」でも10号室がいわくつきの部屋なのですが、フースのモーテルでも殺人事件が起きた(フースの主張によれば)部屋が10号室です。偶然なのか、意図があるのか??
映画、ドキュメンタリー

おすすめ映画:事故物件編

こんにちは。40代独身一人暮らしで、最近の不安のひとつに「孤独死」があります。 「孤独死」自体も怖いのですが、孤独死したら、その後は事故物件として扱われるのか不安なところです。 今回は、霊的な存在ではなく、そこで暮らしていた人の思惑を知らずにいわくつきの家に引っ越したがゆえにおそろしい出来事に巻き込まれる、あるいはそこに住んでいた人が住んでいた家を事故物件にしてしまう映画をご紹介したいと思います。 「アメリカンマーダー:一家殺害事件の実録」「ドアロック」「侵入する男」「その住人たちは」
映画、ドキュメンタリー

全共闘についての本を読んでみました

こんにちは。今回は、「三島由紀夫vs東大全共闘」でも話題の全共闘について知りたくて 当時東大全共闘議長だった山本義隆氏の「私の1960年代」と討論会にも出ていた小阪修平氏の「思想としての全共闘世代」(ちくま新書)を読んでみました。 政治的な思想とかではなく、純粋に彼らの生きた時代を知りたいと思いました。
独身一人

私が崖っぷちになったときに読むと元気になる本②

こんにちは。前回に引き続き星野博美さんの作品をご紹介したいと思います。 今回、ご紹介する作品は、『戸越銀座でつかまえて』です。 実は、この本を読もうと思ったのは、猫のエピソードがあるからです。 猫との別れを星野さんは、どのように受け止め、どのような言葉で表現するのかが知りたかったのです。 しかし、やはり星野博美さんなのです。 猫との別れが語られる章にたどり着く前の章から共感しっぱなしです。 自由な生き方を選んだ代償(?)として、結婚して子供がいてという同年代の人とは相いれないし、他人と社会的生活を営めない不安定な自分を唯一支えてくれたのが猫たちの存在だったのです。 そんな猫たちが次々と消えていき、精神状態の堤防が決壊してしまいます。 猫との別れは、「そこには、いつも猫がいた」という猫好きなら、泣いてしまうようなタイトルで語られています。 猫には自由を与えなければという思いから、外にも自由に行けるようにしていたくらいなので、その死に対してももっと冷静に見ていたのかなと思っていましたが、看取りの辛さや責任を切々と語っています。 仕事より猫の方が大切になってしまうところなど、思いが重すぎると言う人もいますが、私も同じ「重い」タイプだと思うので、星野さんに言葉で表現してしてもらってありがたいです。 精神状態が決壊して、戸越銀座にある実家に戻る決心をすることになります。 キーワードは、40代、非婚、猫飼い。 自由に生きてきたのは確かだけど、これでよかったのかと日々葛藤するし、そんな生き方は、選択したつもりもないし。 敗北感みたいなものも少しはあるのかもしれませんが、すべて永遠ではないというところであきらめもあるのだろうなと思います(自分がそうだから)。 これまでのエネルギッシュな旅エッセイではなく、疲れた心には抗えない40代のとまどいと悲しみがこのエッセイにはたくさん詰まっていて、共感するところがたくさんあります。
映画、ドキュメンタリー

実話を元にした映画(ネタばれあり)「死ぬほどあなたを愛している」

こんにちは。先日Netflixで配信された「死ぬほどあなたを愛している」をご紹介したいと思います。 この映画は、実話を元にしたヒューマンドラマとなっていますが、2015年の「ディーディー・ブランチャード殺人事件」とその事件の裏にある虐待事件が元になっています。 2015年6月14日、アメリカのミズーリ州でディーディー・ブランチャードが遺体で発見されます。 この家で、ディーディーは、病気で障害のある娘のジプシー・ローズと2人で暮らしていました。 母親の遺体が見つかったとき、ジプシーの姿が見当たらず、車いすが残されていたため、誘拐された可能性があると思われていましたが、翌日、恋人のニコラスと一緒にいるところをウィスコンシン州で発見されました。 発見されたジプシーは、大人の女性で、しかも車いすがなくても歩行可能で、母親が主張していたような障害はありませんでした。 ディディーはジプシーに年齢を偽り、障害者のふりをするように強要していました。 2015年6月14日、アメリカのミズーリ州でディーディー・ブランチャードが遺体で発見されます。 この家で、ディーディーは、病気で障害のある娘のジプシー・ローズと2人で暮らしていました。 母親の遺体が見つかったとき、ジプシーの姿が見当たらず、車いすが残されていたため、誘拐された可能性があると思われていましたが、翌日、恋人のニコラスと一緒にいるところをウィスコンシン州で発見されました。 発見されたジプシーは、大人の女性で、しかも車いすがなくても歩行可能で、母親が主張していたような障害はありませんでした。 ディディーはジプシーに年齢を偽り、障害者のふりをするように強要していました。 また、ジプシーは、ディディーによって病気にさせられ、不必要な手術や投薬治療を受けさせられていました。 このように、健康な子供を病気にさせて、それを献身的に支える親を演じることで、周囲の同情や関心を得ようとする精神疾患を代理ミュンヒハウゼン症候群と言います。
独身一人

私が崖っぷちになったときに読むと元気になる本①

こんにちは。今回は、私が日常に疲れて崖っぷちになったときに読むと元気になる本をご紹介したいと思います。 実は、私は、コミュニケーション障害があり、仕事で人と関わることにとてもストレスを感じることがあります。 パニック障害も抱えています。 しかし、独身でしかも猫への責任もあるので、仕事を辞めるわけにはいきません。 ストレスがピークに達し、仕事辞めたい病が襲ってきたとき(ブログのタイトルでもある「崖っぷち」になったとき)に、いつも助けられるのが、星野博美さんの本です。(猫がいれば大丈夫じゃないのかい!) 星野さんの作品は、人を国や見た目などではなくて、ふれあいの中からキャッチしたことに視点を置いているので、心が軽くなるのかもしれません。 「転がる香港に苔は生えない」 「謝々!チャイニーズ」
映画、ドキュメンタリー

多重人格を題材にしたおすすめ映画

こんにちは。今回は、前回書いたビリー・ミリガンのドキュメンタリーで多重人格に興味を持たれた方にぜひ見ていただきたい映画をご紹介します。 「真実の行方」 「アイデンティティー」 「エスター」
映画、ドキュメンタリー

ハロウィンおすすめ映画

こんにちは。今年もハロウィンの季節です。 ハロウィンに見る映画と言えば、「ハロウィン」シリーズですが、今回は、「もうブギーマンは勘弁して、でもハロウィン系のちょっと怖い映画を見たい」という方のために、ハロウィンの映画を3作品ご紹介したいと思います。 「ヒュービーのハロウィン」 「スケアリーストーリーズ怖い本」 「ポラロイド」 日本では、仮装して町に繰り出すよりも、映画を見て、ハロウィンの雰囲気を味わうことが一番ハロウィンらしいかもしれませんね。
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