おすすめドラマシリーズ:「ヴァルハラ連続殺人事件」

映画、ドキュメンタリー

 こんにちは。今回は、Netflixで配信されている「ヴァルハラ連続殺人事件」についてご紹介したいと思います。

 あれれ、あまり期待していなかったのに、見始めたら、いつの間にか一気見してしまいましたよ。

 殺人事件の内容は、かなりおぞましいのですが、犯人に迫っていく展開も見る者を引き付けて離さないテンポで、よく考えられているし、登場人物の描写にも時間をかけているので人物の人となりや行動の理由などが理解しやすいと思います。
 
 舞台は、アイスランドです。

 近年、アイスランドを舞台にした映画やドラマを目にする機会が増えています。

 北欧と似ているのですが、北欧という括りにはならないのです。

 なぜかと言えば、アイスランドという国が、歴史的にも文化的にもかつて支配下にあったノルウェーとデンマークの影響を強く受けてはいるものの、北欧とは似て非なる独自の文化を持っているからなのです。

  そのため、公用語はアイスランド語ですが、英語とデンマーク語を小学校から習うので、国民の大半がトライリンガルだそうです。

 
 この「ヴァルハラ連続殺人事件」でも、アイスランド出身でノルウェーのオスロの警官であるアルナーが、連続殺人事件の捜査応援としてかつて捜査官として働いた故郷の警察署に呼ばれ、女性捜査官カタと組んで捜査をすることになります。

 ドラマのあらすじはというと、

 アルナーとカタが捜査を担当することになる事件が、アイスランドの首都レイキャビクで、発生しており、どの事件でも、遺体の目がめった刺しにされていることから、連続殺人として捜査することになります。

 あるとき、犯人を追うアルナーとカタの二人は、一枚の古い写真を見つけます。

 それは、児童養護施設の「ヴァルハラ」で撮られた施設の職員と入所者である子供たちが映る写真でした。

 そこには、殺された者たちが写っており、当時、その施設で職員として働いていたことがわかってきます。

 その施設では、1988年に少年失踪事件が起こっており、現在の連続殺人事件との関連が疑われます。

 殺人事件の背景にあるおぞましい事実と事件解決のためにその事実に向き合い捜査をするアルナーとカタのそれぞれの苦悩を織り交ぜながら、事件の真相に迫っていきます。



 ほとんど北欧ドラマですが、北欧とは違う独特の文化や歴史を持つアイスランドという国の作品として、楽しんでみてはいかがでしょうか。





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