こんにちは。ハロウィーンも終わり、次のイベントは、クリスマスと行きたいところですが、その前に感謝祭(サンクスギビング)があることに気づき、感謝祭をテーマにした怖い系の映画がないかなと探してみましたが、見つけることができませんでしたので、先日、Netflixで配信された「エスケープ・ルーム」を見てみたところ、偶然にも、感謝祭の休暇に、脱出ゲームに招待された若者たちが、賞金1万ドルをかけ、脱出ゲームに挑むというではないですか!
しかし内容は、感謝祭とはまったく関係がなく、「ソウ」シリーズや「Cube」と同じ要素で、「訳あって集められた人間たちの生き残りをかけた脱出劇」です。
感謝祭の休暇で、家族と楽しいひとときのはずが、生き残りをかけたサバイバルゲームをするハメになり、きっと後悔極まりない心境だと察します。
生き残りの代償が賞金であったなら、他の人を蹴落とすだけだと思うのですが、生死となると、人間性が明らかになるので、そこも見どころの一つです。
そこで、今回は、「極限の状況下で人間性が明らかになる」という視点から、おすすめの映画をご紹介したいと思います。
「海底47m」2017年
2000年代初めにアイドルとして活躍していたマンディ・ムーアが主演のパニック・ホラー映画です。
あらすじは、
メキシコで休暇中の姉妹ケイトとリサ(マンディ)。
彼氏に振られ、傷心のリサを慰めようとケイトは、シャークケージダイビングへの参加を計画します。
あまり乗り気ではなかったリサですが、せっかくのケイトの誘いに乗り、参加することにします。
始めは、水深5メートルのところで、檻の中からホオジロザメを鑑賞して興奮する2人でしたが、檻をつるしていたワイヤーが切れ、一気に水深47メートルまで落ちてしまいます。
水深47メートルの世界とは?
というものです。
当然のことながら、水深47メートルは、人間が生息できる世界ではないので、ずっとパニック状態です。
気圧や酸素も、コントロールしていかないと、死んでしまいます。
サメも、狙っているので、正に極限状態です。
なんとか助かる方法を見つけても、そのたびに奈落の底へ突き落されるという、悪夢を見ているような映画です。
姉妹なので、極限下にあっても、お互いの絆は深く、2人で協力してなんとか脱出する方法を見つけようとします。
ダイビングなど、危険な遊びは、経験やいざというときのための対処法などの知識がないととても危険ですね。
「失墜」2020年
2020年に配信されたNetflixオリジナルのカナダ映画です。
あらすじは、
自然災害、経済恐慌などあらゆる危機に備えて、サバイバル術を身に着けよう!という動画をネットで配信しているアランが主催するサバイバル合宿に、サバイバル術を身に着けたい意識高い系の6人が集まります。
その合宿でアランが伝授する術は、訓練とは名ばかりの本番さながらのサバイバル術で、ある日、事故が起き、死者が出てしまいます。
死者が出たことに対して、通報するしないをめぐって、参加者たちの仲に亀裂が生じます。
サバイバル術を身に着けるための訓練が、本物のサバイバルになります。
生き残るのは誰か?
というものです。
「これから起きるかもしれない」危機のために、サバイバル術を磨こうと思っていたのに、「これから」どころか「今」、生き残れるかという状況に陥ってしまった参加者たちが気の毒ですが、いわゆる「意識高い系」の人たちの意識の高さが災いしているのかもしれないです。
映画に出てくる人たちのように、自然災害や経済恐慌などに備えて、サバイバル術や物資の備蓄などに日常的に取り組んでいる人たちは、プレッパーと呼ばれ、自力で生き延びることを信条としているそうです。
極限の状況下で、人の命よりも大切で守りたいものがあると、サバイバルは殺し合いになってしまうのですね。
なにより、こういったサバイバルで生き残った人は、その後、殺人犯で逮捕されてしまうのかが気になるところです。
「最悪の選択」2018年
2018年にNetflixで配信されたイギリス映画です。
あらすじは、
マーカスは、親友のヴォーンに子供が生まれるということで、独身最後の旅行にと、スコットランドの田舎での狩猟に誘います。
地元の酒場で飲み明かした翌日、二日酔いの状態で、狩猟に出かけるのですが、鹿を狙ったところ逃げられ、誤って子供を撃ってしまいます。
動揺した2人は、そこで、正に「最悪の選択」をしてしまうのです。
というものです。
友人が自分のためにとっさに取った行動とはいえ、自分も同罪なわけで、逃げるために罪に罪を重ねてしまって、後戻りができない状況になります。
こうなってしまうと、そもそも狩猟に行ったことや二日酔いの状態で行ったことなどが間違った選択だったと後悔しかない状況です。
信頼していた友人が、とんでもない選択をしたとき、友情はなくなってしまうものなのでしょうか。
まとめ
自分のまわりには、いろいろな危険があって、人間さえも信じられなくなってしまったら、自力でサバイバル術を身に着け、生き延びるしかないのかと恐ろしくなってしまいます。
私は、サバイバル術を身に着けるほど、意識高い系ではないので、何か行動するときには、周りの状況を見極め、日頃から、いざというときのために知恵はつけておきたいなと思います。
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