2012年に、Fionaというプードルのレスキュー動画が「ASPCA dog of the year 2012」という賞をとり、団体の知名度が上がりました。 Eldadの元に友人から、遠目にも状態の悪い犬がいるとの連絡が入り、現場に行くと、ゴミ捨て場のような場所に薄汚い犬がいます。犬は、両目とも見えないようで、怯えています。Audreyがにおいをかがせて近づき、捕まえようとしますが、犬は恐怖から失禁してしまいます。なんとか捕まえて、病院に連れて行き、毛を刈りお風呂に入れきれいにしてあげます。数日後には、目の手術をして目が見えるようになりました。 見違えるようにきれいでかわいい白いプードルになったFionaは、里親さんのもとで幸せに暮らしましたが、残念ながら昨年(2020年)に亡くなったそうです。Fiona安らかに。 現在も、精力的に活動していますが、EldadとAudreyは、結婚生活を解消したそうです。最近よくレスキュー動画に出てくるLoretaという女性が現在のEldadのパートナーだそうです。
Jordanの動画。私がはじめて見たHope For Pawsの動画。他のボランティア団体からHope For Pawsに救助要請が入ります。目撃者によると、犬が虐待され、用水路に投げ落とされたとのことです。2日は経っているとのことです。用水路に到着すると、一匹の小さな犬がお菓子の袋の上で震えています。動けないようです。Eldadが近づき、抱き上げてみると、後ろ脚が一本ありません。Eldadは傷ついたこの犬をJordanと名付け病院に連れて行き、切断された足の治療をし、お風呂できれいにしてあげますが、Jordanの目はうつろです。Jordanの体力がついてきたころ、後ろ足の切断手術をします。それからみるみる元気になっていくJordan。Jordanの冒険が始まります。フォスター(一時預かり)の家で、かわいがられ、その後正式に里親さんの元へ巣立っていきます。
Daisyの動画。EldadはDaisy救出のため、フロリダまで飛びました。動画で流れる音楽の歌詞が”Catch me if you can,I hope that you will”で、なかなか捕まらない(けど、捕まえてほしい)Daisyの心境を表しています。湿地の方へ逃げていくDaisy。ワニもいるので、危険です。投げ網などで捕獲を試みますが捕まりません。最後の手段、獣医による麻酔銃を使います。うまくDaisyに命中しましたが、危険なところで意識を失うと大変なので緊張が走ります。探すこと数分、芝生の上でふらふらしているDaisyを発見し、そのまま捕獲します。意識を失っているDaisyを獣医が診察し、異常がないことが確認され、Eldadが宿泊しているホテルにDaisyを連れて行きお風呂に入れます。その後Daisyは里親の元に引き取られ幸せに暮らしています。2019年にDaisyは亡くなったそうです。
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