こんにちは。今回は、猫の肛門腺について書いていきます。
先日、ゆきが結膜炎になったので、病院に連れていったところ、肛門腺から強烈なにおいのする分泌物を出しました。
猫は、緊張したときなどに肛門腺から分泌物を出すことがあります。うちの猫は、みんな病院嫌いですが、このくっさい分泌物を出すのは、ゆきだけです。
獣医さんいわく「デリケートな猫ちゃんなんでしょう」と言っていました。
肛門腺とは?
肛門腺とは、猫の肛門の左右にある袋状の腺のことをいいます。
コミュニケーションツールとして、この分泌液である肛門腺を使って相手を識別したり、縄張りのにおい付けを行ったりしています。
猫がお尻のにおいを嗅ぐのは、肛門腺の匂いを確認しているのです。肛門腺は、排便時に便に混ざって出たり、興奮したり、緊張したりしたときにびゅっと出たりします。
分泌液の性状には個体差があり、水っぽかったりドロドロしていたり、色やにおいもさまざます。
肛門腺が破裂する?
犬は、肛門腺を定期的に絞るということは聞いたことがありますが、猫の肛門腺を絞るということはあまり聞いたことがありませんでしたが、分泌物が溜まりやすい猫は、絞らないと破裂する場合があるそうです。
うちのアイビーも、病院に行った際に、おしりが汚れていることを指摘され、肛門腺が破裂したのだろうと言われたことがありました。
特におしりを気にしている様子もなかったですし、肛門腺のくさい臭いもしていなかったので、まったく気づきませんでした。
その後、肛門絞りはしていませんが肛門チェックは毎日しています。
今のところ、再度、破裂はしていません。
まとめ
数年前に子猫を保護したとき、くっさーいにおいが漂っていて、なんだろう?と思っていたのですが、肛門腺からの分泌物だったと後になって知りました。
そのときは、まさか子猫が出しているとは思い至らなかったのです。
恐怖のあまり出てしまったという説もありますが、猫の肛門腺からの分泌物がスカンクのおならに例えられるなら、防衛本能が働いたということでしょうか。
子猫たちも、ちっこいのにやるな~という感じですね。
肛門腺からの分泌物は、一瞬、「なんのにおい?」と、どこから匂っているのかわからない場合があります。
猫に分泌物をひっかけられて、そのまま出かけてしまい、人から怪訝な目で見られないよう気を付けたいです。
出かけるときの自分のにおいチェックと猫の肛門チェックを忘れないように。
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