猫エイズの猫を飼う

猫の病気

 私は、ボランティア経験もなく(猫を個人的に保護したりはしています)、医療系の知識があるわけでもないただの猫好きの会社員です。

 たまたま猫を保護したら、猫エイズだったとか、保護団体さんから譲渡してもらった後に猫エイズが判明したなんてことは少なからずあるかと思います。

 保護団体さんから譲渡してもらった子なら、保護団体さんに返すことができるかもしれませんが、一度、運命を感じた子を病気だからという理由で返すのもかわいそうと思うかもしれません。

 私も、そんな経験があります。

 最初の猫エイズだったしいなは、保護団体さんから譲渡してもらった子でした。

 当時は、猫エイズという病気があるということくらいしか知りませんでしたし、自分が猫エイズの猫を飼うなんて思ってもいませんでした。

 なので、猫エイズと白血病の検査をして、獣医さんから「この子は、猫エイズが陽性だった」と言われたときは、焦りました。

 その当時は、今は亡き2匹の猫と今もいるつぶが先住していましたし、猫エイズは感染症なので他の猫にうつるのではないか?どんな症状が出るのか?と不安でいっぱいでしたが、しいなを猫エイズだからという理由で保護団体さんに返すことはできませんでした。

 しいなは3年しか生きられず、生涯のほとんど口内炎で痛い思いをしていましたが、穏やかに暮らせるときもありましたし、他の猫への感染もありませんでしたので、猫エイズだから大変だったとか猫エイズはもうこりごりなんていう気持ちにはならなかったです。

 それどころか、またご縁があれば猫エイズの子と一緒に暮らしたいなと思う気持ちの方が強かったので、アイビーが猫エイズだとわかったときは、しいなのときほどの動揺はなかったです。

 猫エイズキャリアだと、病気をすると治りにくかったり、日和見感染など重症化しやすいという心配事はあるのですが、それ以外は普通の猫と同じように生きていけると思っています。

 ただ、私の経験上、病院に行く回数は健康な猫と比べて多いかと思うので、私は、常に病院に連れて行ける環境を整えています。

 一人暮らしなので、すべて一人で対処しないといけません。

 車は、ないのですが、歩いて5分のところに動物病院があるので、これはすごくラッキーなことです。

 もう一つラッキーなことは、会社が自宅から歩いて10分ということです。

 しいながいた頃は、1時間かけて通勤していました。しいなの体調が悪くても、すぐに帰って一緒にいてあげられないことが辛かったので、会社は自宅から近いことだけを条件に転職しました。

 私の経験上、猫エイズの猫がいたとしても多頭飼いは問題ないと思いますし、一人暮らしでも、環境を整えれば(近くに、万が一のとき頼める家族や友人がいるなど)猫エイズの猫は飼えると思います。猫白血病となると、多頭飼いは難しいのかなと思います。


 



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